微生物の要求
先日買ったコーヒーが当たりで絶妙に好みであった。
ここへきて漬物に少々はまっている。
もっとも自分で漬けたりするような暇は無いため買ったものだけど。
スーパーで売ってるのはほとんどが添加物まみれで不味い。
きちんと漬かっていて発酵食品としての美味しさがあるものを探していろいろ試しに買って食べている。
修行をしながら食の好みもだんだん変化しているけど、昨年から修行で発酵微生物飲料を飲みだして、それからさらに変わっているかもしれない。
便の出方や質も実際大きく変わっている。
日々の瞑想での邪気の抜けも良くなっているように感じている。
人間は体内にたくさんの微生物を飼っているが、特に多いのが腸内微生物(腸内細菌)である。
この腸内微生物が欲するエサになるものを人は食べたくなるわけだが(それだけではないが)、質のいい善玉菌が優勢だとそれが好むエサは質のいい発酵食品などが多くなる。
野口先生も食べ物は腐る手前が一番旨いと著書でよく言われているけど、よく発酵した状態を言っているのだと思う。
もちろん新鮮な状態のもの、活きてるものは美味しい。でも長期発酵熟成したものの旨味や味の深みは別物に美味しい。
腸内に質の悪い悪玉菌が優勢であればそれが欲するエサは腸内を荒らすようなものが増えるだろう。
そうなると心もさらに荒れる。
体内の微生物の意思が人の意識(要求)に働きかけているところはとても大きいということである。
腸の中でも善と悪が争っている。
人界でも善と悪が争っている。
常に善が優勢になるように、善の助けになるものを注がなければならないということである。
年齢のせいもあるかもしれないけど、だんだん昔ながらの田舎料理みたいなのを好むようになって来ている。
日本食なら漬物、長期熟成の味噌醤油、納豆、魚の干物なんかがやっぱり美味しい。
あとは今のところパンもよく食べるけど、使ってる酵母や発酵具合でぜんぜん美味しさが違うなと思う。
普段から使い勝手がよくて買ってるのはメゾンカイザーのパンである。
池袋の西武でいつも買う。活元会に行く時に通るので帰りに多く買って冷凍したりしている。コスパも良いので普段食べるのにちょうどいい。
チーズはあまり食べないけど、ヨーロッパの長期熟成ものであまりクセのないやつは旨いなと思う。フランスのコンテとか。
国産ので熟成された旨さのあるのは食べたことがない。