真実の探求Ⅲ 〜そして伝説へ〜

密教行、活元瞑想行などしながら書く日記

六根清浄の祓い

六根=五感+意識(心)

を祓い清めるマントラ
さんげさんげろっこんしょうじょう(懺悔懺悔六根清浄)を繰り返し唱える。

山伏が山歩きをしながらよく唱えるマントラである。



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普段は瞑想時以外はあまりマントラは使わないけど、最近は六根清浄の祓いだけは唱えることがある。


あまり良くない意識の状態の時、どうでもいい雑念(鬱滞してる良くない感情)が頭に浮かんでなかなか離れなくなる時がある。

活元や瞑想をしっかりできない時にはその状態のまま時間を過ごすことになってしまうのだが、
そんな雑念にとらわれた状態で長くいるのは良くない。自分にも周囲にもいいことは何もない。


そういう時に、何かをしながらでも六根清浄の祓い詞を唱えているのが悪くないなと感じている。

雑念のエネルギーが振り撒かれてしまっているよりははるかにいいし、ある程度意識も整ってくる。



しっかりと腰を据えて瞑想する時以外で、日常なにか活動をしながらマントラを唱えることは普段はあまりしない。

深い瞑想状態に入れる準備の整わないところで散漫な気持ちでマントラを唱えてもエネルギーはそれなりに動く、が行果にはならないし、
それで活動自体も散漫になって結局全部中途半端になるからそういう使い方はしなかった。


でも状態によっては、時と場合によっては活動しながらこういう祓いのマントラを黙念するのもいい時があるんだなと思っている。



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懺悔懺悔六根清浄、わかりやすい日本語そのままのマントラであるので、意味を解する日本人なら誰が唱えても祓いの力は働きやすいと思う。

意味としては要するに、禊祓いのマントラである。


マントラは音そのものの力であるという面もあるから、意味がわかってもわからなくてもエネルギーは動く。外国人が唱えても動く。
が、日常使われる言語の方が意識下でよく働きやすいことは確かにあると思う。


日本人が、心身を清めるつもりで唱えるのにいい詞である。




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