秋の水分
だんだんと寒くなってきました。
この時期、整体では水分を良くとることが推奨されます。
春先もそうだが、季節の変わり目で身体が変化するこの時期に積極的に水分を取ることで身体の準備(暑さ寒さに向けて)も整いやすくなります。
秋になれば身体は自ずと寒さへの適応の準備を始めるし、春になれば暑さに準備を始める。
夏冬の暑さ寒さにやられてしまうか、心地よく過ごせるかはこの時期の身体の準備がスムーズかどうかにかかっているとも言われる。
自分は日頃から活元をやっているのでそうした必要な要求も自然と出てくるのだが、そうでない人は少し意識的に水分を多く摂るようにするのがいいかもしれない。
春先は水を沢山飲みたくなるが、この時期は温かい水分の方が欲しくなる。
その人の身体の状態によるが、この時期の冷たい水分は吸収されにくくそのまま小便で出てしまいやすい。
吸収されない上に身体まで冷えてしまうと余計に良くない。
そうなると温かい汁物の食事などが良い。
ここしばらく鍋物ばかり食べてます。
この時期は汁物ばかり食べたくなる。水をガブガブ飲みたくはならない。
密教の方では、腸内を良くしてゆくために長期熟成された味噌や醤油を使うことが大事だといったことを学んでいる。
細かくは書かないが、長期間熟成されたものでないとダメだと言うことでそれらを使って調理してますが、短期熟成のと違って旨味も多く食べた満足感も違う。
栄養価やエネルギーの高いものは、身体がしっかり満足するように感じます。
医食同源と言うが、本当にいい食物が摂れればそれだけで今の医療の多くが不要になるのかもしれない。
ロシアでは旧ソ連時代、国の研究で断食療法をやっていて、重病の根治とかの実績も多く持っているようである。
今の日本では医薬品をどんどん使うように仕向けられている経済のため断食療法を奨励されるなどありえないが、
根本治癒のためには断食療法が確立される方が、今のクスリをどんどん増やす医療より確実な成果が出るはずだと思う。